解決篇: reboot できねぇ問題(続SONY VAIO Type Z (VGN-Z90S)にDebian GNU/Linuxを入れる)
SONY VAIO Type Z (VGN-Z90S)にDebian GNU/Linuxを入れるで言及してるように、
こいつLinuxだと正常にrebootしませんでした。
kernelの挙動を調べても、ACPI的rebootサービスの状況をいくら調べても正常なことしてて
kernelの手を離れるところまでは正常に動いてる(落ちるとこまでは)ので、「BIOSのバグじゃ
ねぇの?」と薄々は疑い始めてはいたんですが....
どうやら、マジでそういう結論みたいです... orz
2008/9/29付けで、BIOSアップデート(VGN-Z*0「BIOS R2140M3」アップデートプログラム)が
でてるんですが、こいつに更新したらあっさりとrebootできるようになりましたとさ。
Linuxで使う人は、最低限このバージョンまではBIOS上げた方がいいと思います(わら
ちなみに、acpi reboot も kbd reboot も正常に動作するようになりました。
ということで、一つ問題解決なのでヨシとしよう。
あとは、sony-acpiドライバかぁ...
Type ZをUbuntu8.10で常用している者です。リブートの件、大変参考になりました。ありがとうございます。
>あとは、sony-acpiドライバかぁ
当方も、スリープとハイネーションは3回に1回程度失敗しております。あと、バッテリまわりをチューニング(powertop)して3時間ぐらい起動させたいところです。
Debian on Type Z、影ながら応援しております。
んー?
> 当方も、スリープとハイネーションは3回に1回程度失敗しております。
そんなに失敗しますかね….
sony-acpi.cのsony_pic_disable()が、SPICデバイスに対して_DIS method が
あることを期待してますが、type Z の DSDT見ればわかるように(というか、
type Z に限らず、比較的 最近の VAIO全般もそうっぽいですが)、SPIC)に対して
_DIS methodが定義されてないので、この箇所で必ずACPI_FAILUREになって
sony_pic_disable()が-ENXIOを返すことになるんで、sony-acpiをロードして
しまうと 100% の確率でsuspendできないってのは真です(ちなみに、同様の
問題でmodule unloadもできなくなります)
なので、まったくsuspendできないという話ならわかりますが、「3回に1回程度
失敗」ってのはよくわかりません(sony-acpiをロードしなければ、suspend/resume
できるんだけどなぁ、すくなくともオレは…)
言葉足らずですいません。
「3回に1回程度失敗」とは、レジューム復帰後のXの立ち上げ時のフリーズを失敗と表現しておりました。よってレジューム自体は正常動作しております。
当方では、sony-acpiはアンロードしておりません(アンロードの方法がわからず)が、レジュームは機能しているようです。
% sudo modprobe -l | grep sony
/lib/modules/2.6.27-6-generic/kernel/drivers/char/sonypi.ko
/lib/modules/2.6.27-6-generic/kernel/drivers/misc/sony-laptop.ko
Intel X25-Mええですね。羨ましいw